【2025年最新版】編集部がオススメ！台北観光スポットランキング

　こんにちは！台北には台湾の文化や歴史を感じられるスポットがたくさんあります。この記事では、「台湾らしさ」「歴史的価値」「アクセス性」を基準にしたランキング形式でおすすめの観光地をご紹介します。ランキングは10位から1位まで！台北旅行の計画にぜひお役立てください！

10位・台湾博物館

　台北駅から館前路を進み、突き当たりに見える立派な建物が台湾博物館です。この建物が建てられたのは日本統治時代の1915年。ギリシャ様式の外観は美しさを重厚感が感じられます。中央のドーム部分は館内から見上げると美しいステンドグラスが見られます。展示物は台湾の自然、生き物、原住民族文化などを標本、図、パネルなどで分かりやすく知ることができます。歴史のコーナーは歴史毎に分かれており、オランダ統治時代、清統治時代など台湾の生い立ちを学べます。特に、日本人の方には牡丹社事件や日本統治時代など、日本に関連した台湾の歴史について理解を深めてほしいです。日本の台湾統治に関わりのある児玉源太郎総督と後藤新平民政長官の銅像も必見です！常設展の他、特別展も定期的に開催されており、何度訪れても新たな発見があります。隣接する二二八和平公園は水と緑が広がる都会のオアシス的存在のスポットなので、併せて訪れてみてください。

9位・北投温泉

　台湾各地に点在する温泉地の中でも、特に有名なのが北投温泉です。台北駅からMRTで約30分で訪れる事ができ、日本人観光客にとっても手軽な場所です。北投は日本統治時代に開発された温泉地で、当時の開発の名残が今でも残ってます。代表的なスポットは北投温泉博物館で、1913年建設当時は公共浴場としての役割を果たし、現在は北投の歴史を発信しています。新北投駅の隣には日本時代統治時代に建てられた旧駅舎があり、こちらも北投の歴史を伝える展示がある他、お土産の販売もあり、北投観光で欠かせないスポットです。旧駅舎の目の前には、温泉を手で楽しむ手湯がありますので、手で温泉を感じながらリラックスできます。もちろん、北投温泉の宿泊施設に宿泊して、ゆっくりと温泉を楽しむのがオススメです！

8位・迪化街

　迪化街は台北の中でも特に古い街並みが残るエリアです。台湾ではこのような古い通りを「老街（ラオジエ）」と言います。開発されたのは清時代から、そして日本統治時代でも交易の拠点として栄えました。お茶や乾物、漢方薬を扱う問屋が並ぶ他、古い建物をリノベーションしたカフェやお土産屋さん、宿泊施設もあります。永楽市場では布の生地を扱うお店が並び、客家花布や客家花布で作った手づくり商品はお土産にもオススメです。春節（旧正月）シーズンに開催される「年貨大街」では、春節関連の商品が並び、春節準備の為に訪れる方々や、春節ムードに触れるために訪れる観光客で賑わいを見せます！

7位・猫空

　台北の南東郊外に位置する景勝地「猫空」。台北都心から文湖線に乗り、猫空の最寄りの動物園駅まで30分もかからず到着します。駅前にはその名の通り、台北市立動物園があり、台湾最大級の敷地を誇る園内には象やパンダ、コアラ、皇帝ペンギンなど可愛らしい動物達が暮らしています。猫空ロープウェイに乗れば、山上へ向かいながら空中散歩を楽しめます。猫空はお茶の産地で、茶畑を見られる他、お茶を楽しめるカフェや猫空のお茶について学べる展示施設があり、猫空のお茶を満喫できます。都会から少し離れて自然に触れながら、お茶を味わえるオススメスポットです！

6位・寧夏夜市

　台北にある夜市の中でも、街の中心に訪れやすいのが寧夏夜市です。夕方頃から屋台が並び始め、平日、週末問わず活気を見せます。屋台では、台湾夜市定番の「大鶏排（ダージーパイ）」や「魯肉飯」など台湾グルメが集結！蚵仔煎（牡蠣オムレツ）を食べるならミシュランガイドでも紹介された「圓環邊蚵仔煎」がオススメです。喉が渇いたら、台湾フルーツのジュースはいかがですか？そして、ピンボールや射的など、夜市ゲームで遊び、台湾夜市の雰囲気を満喫してみてください！

5位・台湾総統府

　台湾の日本統治時代に建てられた建物の中でも特に有名なのが台湾総統府です。1919年に台湾総督府として建設され、日本による台湾統治の象徴的な建物です。現在は総統が執務する場所で、台湾の建物の中でも特に重要な建物です。中央の塔が一際目を引き、美しくかっこよさも感じます。平日の午前中に限り内部の見学ができ、中華民国国旗と孫文の肖像画が掲げられている「大礼堂」や、記者会見や政府主催の歓迎宴、会談が行われる「台湾虹庁」を見ることができます。緑が美しい中庭や、歴代総統の歴史に関する展示など、台湾の政治、歴史に触れる事ができます。

4位・国立故宮博物院

　故宮博物院は台湾の中でも特に有名な観光スポットです。館内には中国歴代王朝の宝物や芸術品など、69万点以上の収蔵品が集まっています。展示エリアは主にメインの本館と図書文献館で構成されています。入口の門「天下為公」から本館までは約200mの距離があり、歩くと約5分かかる事からも敷地の広さがうかがえます。館内では青銅器、陶磁器、書画などジャンル毎に展示が分かれています。特に白菜の彫刻「翠玉白菜」と豚の角煮を模した「肉形石」は故宮博物院を代表する展示物です！

3位・台北101

　台北の信義にそびえる超高層ビル「台北101」は台北のシンボルです。高さは508mで台湾一の高さを誇ります。この独特な形は竹がモチーフとなっています。低層階はショッピングモールとなっており、高級ブランドショップの他、手軽に利用できる飲食店も並んでいます。88階から91階には展望台があり360度、台北の景色を一望できます。特に、夜景は格別です。展望台内にはフォトブースも多く、様々な角度から記念撮影ができます。お土産は台北101のオリジナルキャラクター「ダンパーベイビー」グッズがオススメです！

2位・中正紀念堂

　中正記念堂は中華民国の初代総統、蒋介石の逝去後、蒋介石を称える施設として建設、1980年に完成しました。「中正」とは、蒋介石の事を指します。高さは70mもあり、その壮大さに圧倒させられます。紀念堂の青と白のカラーは中華民国旗のカラーをイメージしたものです。4階のホールには蒋介石の銅像が堂々と構えています。銅像前で行われる衛兵交代式は中正記念堂を象徴するパフォーマンスでしたが2024年に廃止され、現在は屋外広場で儀仗隊のパフォーマンスが行われています。敷地内には国家音楽庁と国家戲劇院、自由広場門など立派な建物が並び、写真で収めるとインパクトがあります。

1位・龍山寺

　龍山寺は1738年創建、約280年の歴史を誇る台北で最も歴史あるお寺です。台北のパワースポットであり、地元の台湾人のみならず、日本人観光客にも人気があります。龍山寺では健康、仕事、学業など様々なご利益があると言われています。境内を進み、正殿の前でご本尊の観世音菩薩に向けて手を合わせましょう。そして、台湾式のおみくじに挑戦してみてください！詳しい参拝方法は以下の関連ページをご覧下さい。あと、龍山寺の近くにある「福州元祖胡椒餅」は絶品です！

関連ページ：台北のパワースポット「龍山寺」　参拝方法をご紹介-台北市×観光スポット｜もっと台湾

　台北のオススメ観光スポットを10位から1位まで紹介させていただきました。いかがでしたでしょうか？気になるスポットはありましたか？迪化街のノスタルジックな雰囲気、日本の名残を感じリフレッシュもできる北投温泉、グルメを満喫できる寧夏夜市など、どれも台北観光で欠かせないスポットばかりです。次回の台湾・台北観光の際の参考にしてください！

Writtern by林湘妘

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