日本人観光客必見!中華民国総統府を見学してみよう
台湾には日本統治時代に建設された建物が現在でも残っております。中には、国の重要な施設として利用されている建物もあります。その1つが中華民国総統府です。中華民国総統府があるのは台北駅の南、西門駅の東に位置するエリアです。このエリアは諸官庁が集中する「台湾の霞ヶ関」の様な場所です。中でもやはり中華民国総統府は一際存在感を放ちます。
総統府の建物が建設されたのは日本統治時代の1919年。当時は台湾総督府として建設され、台湾統治のシンボル的存在でした。日本の敗戦により日本が台湾から引き揚げます、その後、総統府として利用されるようになりました。現在は総統が執務する台湾の中でも特に重要な位置づけの建物です。そんな総統府ですが、実は見学できるのです!
見学料は無料。受付時にパスポートなど身分証明書の提出を求められます。案内に従い進みましょう。
総統府の正面入口付近から眺める景色。いつもは向こうから総統府を眺めることが多いので、総統府から眺める景色は新鮮です。真っ正面に見える一際高いビルは台北101です。
やはり厳格な雰囲気が漂います。ちょっと緊張・・・
天井から光が降り注ぐロビー。来賓の方達が集合写真を撮影する定番の場所でもあります。
階段を登ると正面に見るのは孫文の銅像です。孫文は中華民国建国の父です。
3階へ進むとたどり着くのがこちらの「大礼堂」です。約400人を収容できるホールで、ここで重要な儀式の開催や来賓をもてなすイベントが行われます。
大礼堂の正面舞台に中華民国国旗と孫文の肖像画が掲げられています。
こちらは台湾虹庁。記者会見や政府主催の歓迎宴、会談などが行われる場所です。森元総理が訪台された際、蔡英文総統と森元総理の会談がこの場所で行われました。
建物から中庭を見下ろすと中庭の大きさに驚かされます。
中庭は緑豊かです。中庭も見学可能です。
総統府の歴史に関する展示。当時、この建物は最新の技術が取り入れられました。設計や建築方法、当時のエピソードなどが解説されています。
みなさん、台湾の歴代総統をご存知ですか?蒋介石元総統から蒋経国元総統、李登輝元総統、陳水扁元総統、馬英九前総統、蔡英文総統まで、歴代総統の紹介の展示があります。映像と共に振り返ってみましょう。
出口付近には蔡英文総統と頼清徳副総統の絵が描かれています。総統府を訪れた記念としてここで記念撮影をするのはいかがでしょうか?
INFORMATIONスポット情報
住所 | 台北市中正區重慶南路一段122號(地図はコチラ) |
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電話番号 | |
営業時間 | 9:00~11:30 |
定休日 | 土曜日、日曜日 |
新北市在住の台湾人です。私の本名は日本人の方にとって発音が難しいので「けい」という名前を付けましたꉂꉂ(ᵔᗜᵔ*)ァ,、'` 日本のドラマやアイドルが好きです。日本語を理解したくて日本語能力試験(N1)を取得しました。日本語が理解出来て世界が広がった!日本語の能力を活かして、日本の方にオススメしたい台湾の情報を共有します!
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