日月潭観光の必見スポット！文武廟でパワーチャージ

　こんにちは！台湾人の芷伶（ジーリン）です。台湾で一番大きな湖、日月潭の北側にある「文武廟」は、日月潭を訪れるなら絶対に外せないスポット！学問の神様・孔子と武の神様・関羽、岳飛を祀るこの壮大な廟は、台湾の歴史と文化に深く根ざしているんです。

　文武廟が今の場所に移設されたのは、1930年代に日月潭の水をダムに引く大工事が始まったことがきっかけ。その工事の影響で、湖畔にあった「龍鳳廟」と「益化堂」が水没の危機に…。そこで、これらを統合し、今の文武廟として再建されたんです！再建は1938年に完了しましたが、その後も修築が続き、現在の姿が完成したのは1975年なんですよ。

　この文武廟には、蒋介石総統も大きく関わっていたことはご存知ですか？彼は何度もこの地を視察し、建国60周年に合わせて廟の完成を後押ししたんです。彼の支持で「北朝式」という建築様式が採用され、今の風格ある姿が誕生しました。

　文武廟の特徴といえば、なんといってもその豪華なデザイン！黄色い屋根に赤い柱、極彩色の美しい絵が描かれた門扉、そして本殿前にそびえる見事な龍の石彫刻！特にこの龍の彫刻は、訪れる多くの観光客の目を引いてやみません。どこを見ても中国的な豪華さを感じられる場所です。

　文武廟は、台湾で唯一、正門が常に開かれている孔子廟でもあります。台湾の文化や歴史を感じながら、日月潭の絶景を眺めたいなら、ここは絶対に外せないスポットですよ！

　日月潭観光に来た際はぜひ文武廟に立ち寄って、台湾の伝統と歴史、そして絶景を楽しんでください！

Writtern by芷伶 （BawBaw）

　台湾の新北に住んでいる芷伶です。名前の発音は難しいですが「zhǐ líng（ジーリン）」と呼びます(๑˃▽˂๑)澎湖の大学に通っていたので、4年間住んでいた澎湖はお気に入りの場所です。日本が好きで東京や箱根、岡山、熊本などに行ったことがあります。そんな日本のみなさんにオススメの台湾スポットをご紹介します (*´∀`*)

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