苗栗の名所、龍騰断橋!時を超えて残るレンガの遺跡
龍騰断橋は、台湾の美しい歴史スポットのひとつ!その魅力は、ただの観光名所にとどまらず、台湾の自然と歴史の交差点でもあるんです。
もともとは1908年、台湾総督府鉄道が縦貫線(のちの台中線)を全線開通させた際に作られたレンガ造りのアーチ橋。この橋は、かつての日本統治時代に台湾中部を結ぶ大動脈だったんですよ。ところが1935年4月21日、台湾中部で大地震が発生し、龍渓橋(龍騰断橋の旧名)は大きな被害を受けました。
そんな中、レンガで作られたこの橋もその一部が崩れましたが、実は完全には消え去っていません!地震で倒壊した部分が残り、今でもその壮大な姿が見ることができるんです。また、さらに1999年の「921大地震」として知られる台湾最大の地震でも一部が崩壊し、今もなおその無残な姿が残されています。
しかし、この橋はただの遺跡ではありません。「九二一震災紀念物」として正式に保護されていて、地元三義郷の公所も、この歴史ある橋を古跡指定しようと活動を続けています。勝興駅と並んで、龍騰断橋は旧山線の二大観光名所になっていて、歴史に触れながら台湾の自然美を楽しむことができますよ。
現在では、台湾中部を訪れる観光客にとって注目のスポットになっており、特に歴史や文化に興味のある方には絶対おすすめの場所です。レンガのアーチ橋の美しさと、そこに刻まれた地震の傷跡を見て、台湾の歴史の一部に触れてみませんか?
INFORMATIONスポット情報
住所 | 苗栗県三義郷龍騰村(地図はコチラ) |
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新北市在住の台湾人です。私の本名は日本人の方にとって発音が難しいので「けい」という名前を付けましたꉂꉂ(ᵔᗜᵔ*)ァ,、'` 日本のドラマやアイドルが好きです。日本語を理解したくて日本語能力試験(N1)を取得しました。日本語が理解出来て世界が広がった!日本語の能力を活かして、日本の方にオススメしたい台湾の情報を共有します!
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