もっと台湾に行きたくなるWebマガジン

彰化にある台湾唯一の扇形車庫!まるでレトロ鉄道博物館

彰化にある台湾唯一の扇形車庫!まるでレトロ鉄道博物館

 「扇形車庫」をご存知でしょうか?その名の通り、扇形の車庫ですが、主に機関車の車庫として建設されています。現在、日本では京都鉄道博物館に現存していますが、実は台湾にも扇形車庫が現存しているのです。しかも現役で活躍中!今回は台湾唯一の現役扇形車庫として現存する彰化扇形車庫をご紹介します!

pic_sector-garage02.jpg

 台湾中西部の街「彰化」。街の中心の彰化駅のすぐ北に「彰化扇形車庫」があります。彰化駅から歩くこと約7分。彰化扇形車庫の入口が見えました。

pic_sector-garage08.jpg

 平日の営業時間は13時から16時まで。土日は10時から入場できます。月曜日は休館なのでご注意ください。入場料はなんと無料!入口で氏名や住所を記入して受付をします。パスポートの提示を求められたら提出してください。

pic_sector-garage06.jpg

 敷地内を進んで行くと・・・車庫を発見。これが扇形車庫です。台湾の日本統治時代の1922年に造られました。車庫内にはDT650型蒸気機関車があります。

pic_sector-garage03.jpg

 オススメの撮影、鑑賞スポットはこちらの展望台です。

pic_sector-garage07.jpg

 展望台の様子がこちら。

pic_sector-garage01.jpg

 ターンテーブル(転車台)を一望!実際に機関車を出し入れする際に回転します。

pic_sector-garage04.jpg

 車庫は合計12列。現役の車庫に大接近できるのは貴重な体験です。その貴重な光景を写真に収めようと、多くの観光客が真剣にカメラで撮影しています。

pic_sector-garage05.jpg

 車庫を上を見ると、番号の付いた煙突があることに気づきます。これは機関車の吐き出す煙を排出するためのものです。機関車の車庫ならではの仕掛けです。日本が残した遺産を彰化でも発見。世界的に貴重な扇形車庫。是非、ご自身の目で確かめてみてください!

INFORMATIONスポット情報

扇形車庫

住所 彰化県彰化市彰美路一段1号(地図はコチラ
電話番号
営業時間
定休日
Writtern byけい

新北市在住の台湾人です。私の本名は日本人の方にとって発音が難しいので「けい」という名前を付けましたꉂꉂ(ᵔᗜᵔ*)ァ,、'` 日本のドラマやアイドルが好きです。日本語を理解したくて日本語能力試験(N1)を取得しました。日本語が理解出来て世界が広がった!日本語の能力を活かして、日本の方にオススメしたい台湾の情報を共有します!

Twitter(@kdilu0112_wu)