創作料理＆スイーツをお得に味わえる「Addict Restaurant 癮餐廳」

　今回ご紹介するのは澎湖・馬公にあるスペシャルなお店「Addict Restaurant 癮餐廳」。このお店の存在を知らないと、特に昼間は気にもせず通り過ぎてしまうはずです。夜になると、赤いネオンの明かりが灯り、『おぉっ？』と目に留まるかもしれませんが、一見何屋か分からない雰囲気です。ここは、海鮮を中心とした創作料理やスイーツを味わえるレストラン。美しい見た目で写真映えバツグン。そして、意外とリーズナブル！？実際に食べてきましたので、レポートしていきますね！

　お店のロゴは「R」。赤いネオンは夜は目立ちます。

　料理は5品注文しました。まずはこちら。イカのソース和え（350元）。やわらかく火を入れたイカに、食用ほおずき（ゴールデンベリー）とトマトをベースにした爽やかなソースで合わせています。上には紫蘇オイルの香りがアクセント。

　魚の海老ソース添え（580元）。魚はコビア（スギ）で、ほどよい弾力と豊かな旨みが特徴。海老の香ばしさが溶け合った濃厚なソースが、魚の甘みを引き立てます。仕上げに泡状のソースをまとわせることで、軽やかさと香りの余韻を演出。アサリとソテー野菜、なめらかなマッシュポテトが、味わいに奥行きを与えています。

　今回食べた中でもメインディッシュ的な料理が、鴨もも肉のコンフィ（520元）。鴨のもも肉は、皮はパリッと香ばしく、身はしっとりと柔らか。香り高いオレンジソースが鴨の旨みを引き立て、ほのかな酸味が後味を軽やかにしてくれます。ソースの盛り付けも美しく、見た目にも楽しめます。

　地元産のエビのロースト（380元）。濃厚なソースの下にプリプリのエビが詰まっています。エビの横に添えてあるのは海藻のおせんべい。プリプリのエビをサクサクのおせんべいの上にのせて食べるのもおすすめです。イクラが添えられ、彩りも華やか。

　シーフードスープ（480元）。白身魚、ホタテ、タコ、エビなど具が盛りだくさんで、スープには旨みが凝縮されています。見た目にも立体感があり、まるで海のエッセンスを閉じ込めたアートのような一品。

　食後のお楽しみはスイーツです。レモンパウンドケーキとライチリキュールムース（220元）。レモンの爽やかな酸味が広がるパウンドケーキに、ライチリキュールを効かせたムースが合わさり、軽やかなデザート。小さくカットされたフルーツをあしらい、華やかで繊細なビジュアルに仕上げています。ひと皿の中に“果実と香りのハーモニー”を感じられる逸品です。

　最後は台湾茶でお口直し。料理の余韻に浸りながら、澎湖の夜をゆったりと締めくくります。料理やスイーツはどれも本格的でありながら価格は控えめと感じました。賑やかな大衆店もいいですが、特別な雰囲気でおしゃれな創作料理を食べるならやはり「Addict Restaurant 癮餐廳」がおすすめです。是非、みなさんも澎湖観光の際はご注目ください！

ちなみに、人気店なので来店時は予約をした方がいいです。以下のページから予約ができます。

予約ページ：ADDICT Restaurant 澎湖癮餐廳予約ページ

Writtern byASAMI