沖縄のシーサーの様な存在!金門島の守り神「風獅爺」
2022年12月04日 14:46/
文化
金門観光をしているとあることに気づきます。それは、街や道のいたる場所に獅子の姿をした石像があることです。これは「風獅爺(フォンシーイェ)」と呼ばれ、金門島の守り神とされています。人々はお線香を焚いて風獅爺に対して感謝と祈りを捧げます。風獅爺の前にはお供え物があり、島の人々から信仰されていることが分かります。集落毎の風獅爺の姿はことなり、カラフルな姿の風獅爺も目にします。多くの風獅爺はマントがかけられています。これは住民が風獅爺に敬意を示すためにかけているものです。風獅爺の歴史は古く、明の時代に大陸から伝わったとされています。多くの風獅爺が海の方向を向けています。金門島は風が強く吹き、その風を食べて災害を防ぎ邪気を抑えるとされています。島の外からの脅威に目を見張っているようにも感じます。
この風獅爺を見て、日本にも同じような文化があることにお気づきでしょうか?そう。沖縄です。沖縄にも島のいたる場所にシーサーが鎮座していますね。風獅爺とシーサーの違いは、シーサーは屋根の上に置かれていることでしょうか。金門観光の際は是非、風獅爺に注目してみて下さい!
Writtern byけい
新北市在住の台湾人です。私の本名は日本人の方にとって発音が難しいので「けい」という名前を付けましたꉂꉂ(ᵔᗜᵔ*)ァ,、'` 日本のドラマやアイドルが好きです。日本語を理解したくて日本語能力試験(N1)を取得しました。日本語が理解出来て世界が広がった!日本語の能力を活かして、日本の方にオススメしたい台湾の情報を共有します!
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